今回は、この一年間の介護シリーズの総まとめです。
実はこの1年、介護と同じくらい「自分の心と身体を守ること」を大事にしていました。
なぜそうしていたのか、の理由も書いていきますね。
私は幸いなことに、同居しての身体介護はほとんどしていませんが、それでも体力的にきつい一年でした。
「脳」「身体」「感情」
すべてをフル稼働させ続けた一年です。
心と身体はつながっている、とよく言いますが、本当にそうだなと思いました。
この一年間、常に戦闘状態で、身体はずっとこちこち。
いわゆる自律神経が乱れた状態です。呼吸も浅くなります。
最初の頃はふんばりがきいていたのですが、だんだん回復が追いつかなくなっていきました。
移動が多く、時間の自由がきかないので、ごはんは1日一食なんてざら。
そのうち食欲もなくなって、外食してでも食べるようにしました。
眠れない日々も続きました。
「明日はあれをやって、あ、あそこに連絡するの忘れた」
そんなふうに脳内が勝手に忙しく動き続けて、眠れないのです。
夏は熱中症に5回もなったし、
白髪も増えたし、何より薄くなった😭
以前の記事で「総合的に相談できる場所がなかった」と書きましたが、
判断するために、一か所一か所専門家に確認して、総合判断は自分一人。
※私が相談に行った先を記載している過去記事です。
rikochang.hatenablog.com
判断する内容も、
- 今日決めること/先送りできないことが常にある
- 一度決めると後戻りしにくい
- 調べても「正解」が出ない
そんなものばかりでした。
例えば、
① 命に関する判断
- 治療方針。
- 延命か、負担を減らすか。
- 本人の意思がはっきりしない中での判断。
命に関わる判断は、「あとで考え直す」がききません。
正解がわからないまま、その場で決める必要がありました。
② 実家の片付けに関する判断
- 捨てる/残す
- 今やる/先延ばし
- お金をかける/かけない
これは意外と感情面の負担も大きかったです。
rikochang.hatenablog.com
③ 経済の見通しに関する判断
- 医療費・介護費がどこまで続くかわからない。
- 両親世帯の資産管理。
- 自分の生活とのバランス。
先が読めない中で、支出だけは大きく、確実に発生していきました。
それ以外にも、毎日行く時間、場所、会う人がばらばらで、持参するものもばらばら。
そのうち予定の勘違いや忘れ物も増えていきました。(結局両親の手続きグッズは全部持ち歩くようになりました)
各施設に持って行く備品や衣類も、股関節痛のある私にはこたえました。
そう、親が高齢ということは、
自分だって若くはないのです!!!😭
そんな中でも、私は「自分が倒れないこと」を最優先にしていました。
洋服などは節約したけれど、
心が休まるカフェに行くこと、
外食すること、
気持ちが上がるコスメを使うこと——
これは削りませんでした。
むしろ、大切に守りました。
自分の心を守るために。
今回のことで、健康でなければ、お金はどんどん“必要なこと”に消えていくと実感しました。
しかも桁が違う!
むしろ自分の健康を守るため、と「割り切り」ました。
お金はまた稼げる可能性がある。
でも、それは健康があってこそだと思ったのです。
とはいえ、その気持ちと、「節約しなきゃ」という現実の間で、ずっと揺れていたのも事実なんですけどね。
一連の相談をまとめてできる場所があれば、もっと効率よく日程を組めたり、判断ができたように思います。
手続きを代わりにしてくれる窓口、という意味ではなく、
状況を一緒に整理してくれる場所、ということです。
知識がないから、いったりきたりの日々でした。
行った先で新しい情報を得て、また別の場所に確認に行く。
時には元の場所に聞き直したり。
こうして振り返ると、私が本当にきつかったのは、ひとつひとつの出来事そのものよりも、命・家・お金・日々の段取り……
重い判断が同時に重なり、その全体を一人で抱えていたことだったのだと思います。
そこに、現実を知らない親族からの無責任な言葉が重なることもありました。
判断の負荷は、だんだん体調にも現れてきます。
誰にでも起こりうることです。
だからこそ、
自分の心を守ることを、どうか後回しにしないでほしい。
それが、私が一年を乗り切れた理由だと思っています。
年末の最後、在宅時のケアマネさんにも挨拶に行きました。
両親が8年以上お世話になった方です。
両親の性格、実家の状態、すべてを知っている方です。
「この一年間、よく一人でここまでやりましたね。倒れてないのが不思議なレベル」
とおっしゃって、帰りにプレスバターサンドをいただきました。
ずっと一人で奮闘していた事、ちゃんと見ていてくれていたんだ、と胸の奥があつくなりました。
プレスバターサンドの甘さが心に沁みました😭
私はこれから、確定申告の準備、実家の片付け、不動産売却に向けて着手していきます。
仕事も見つけないとねー。
私は無職なのである程度自由がききましたが、
お仕事されている方、子育て中の方など、
介護だけ、という環境ではない方の方が多いのではないかと思います。
この介護シリーズ、何かのお役に立つ情報があれば幸いです。
それでは、また~。